御簾(翠簾)・すだれの老舗 みす武 京都

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創業寛保元年。

寛保元年(1741年)、初代大久保武右衛門により創業。
以来、270余年翠簾屋として古い歴史を誇り、伝来の手技により京翠簾の至高の美を現在に伝えています。
伊勢神宮や宮中に納めるほか、西本願寺、知恩院などから、御用達指定をいただいております。
また近年では、規定外寸法のあらゆる翠簾の製作注文を受けるほか、現在では、在家仏間用の翠簾の製作も積極的に手がけています。

伝統の技。

「翠簾」とは、すだれの高級品を指します。
平安時代、寝殿の中で間仕切りや目隠しとして用いられていたほか、神社仏閣では神聖な領域と俗界との「結界」の意味をもって用いられていました。
一般生活に普及したのは室町時代と言われ、現代では室内装飾としてすだれが用いられています。
近年ではお客様のニーズにお応えした在家用翠簾や家庭用仏間用すだれ、お座敷用すだれのオーダー製作もしております。

丹念に手作業で。

翠簾の製作は竹の選別から始まります。材料の真竹は、夏は湿気が多く冬は特に寒いと云われる京都の気候に育まれ粘りのある良質の京都産の真竹を使用します。
一本一本選別された竹ひごの凸節に合わせながら翠簾特有の模様に編んでいきます。
次に、縁に西陣織の錦、金襴を縫いつけて仕立てます。最後に房、鈎金物を取り付けて完成です。
これらの作業は丹念に手作業で行っております。

私どもの思い。

創業何年だとか老舗と言われることに拘らず、ひとつひとつを丁寧に仕上げて皆さまのお手元にお届けすること、これからもずっと翠簾の伝統と技術を大切に守って伝えていきたいことが私どもの思いです。

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